30日、カムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の地震があり、北海道や千葉県など広い地域に津波警報が出されています。東京・江東区の豊洲大橋から報告です。

 (社会部・並木万里菜記者報告)  2時間ほど前から取材をしていますが、周辺には特に大きな混乱は見られません。

 また、奥の方にレインボーブリッジが見えますが、車の流れもスムーズで渋滞などは発生していなさそうです。

 そして船が近くに2隻、停泊していますが、今のところ大きく揺れたり動いたりする様子はありません。

 (Q.そちらの辺りは普段から人も多い所だと思うが、町はどんな様子か?)  観光地も近くにあるので、たくさんの人でにぎわっています。散歩している夫婦に話を聞くと、「周りは埋め立て地ということで、海をすぐ近くに感じる公園やオフィス、マンションが多くある。注意報が出て怖いと思った。最新の情報を随時、確認していきたい」と話していました。

 (Q.外国人の観光客などの姿もあるのか?)  豊洲市場も近くにあるため、外国人観光客は非常に多いです。

 そして、東京湾内湾は津波の到達予想時刻は午前11時30分ごろでしたが、まだ津波は観測されていません。

 引き続き警戒が必要です。くれぐれも海や川には近付かないようにして下さい。