去年の大統領選でトランプ氏に敗れたハリス前副大統領が、カリフォルニア州知事選に出馬しないと表明しました。次回の大統領選で3度目の挑戦を行う可能性が出てきました。

 民主党のカマラ・ハリス前副大統領は30日、来年のカリフォルニア州知事選挙に出馬しないと表明しました。

 去年の大統領選でトランプ氏に敗れてからは、地元の州知事選に出ることが既定路線とされていました。

 ハリス氏と盟友の現在のニューサム知事は任期満了で再出馬できず、民主党のホープとして2028年の大統領選を狙うとされています。

 ハリス氏は今後の進退を明らかにしていませんが、3度目となる大統領選出馬の可能性もあり、今後、民主党内が大きく分断されることも考えられます。

 カリフォルニア州は民主党の牙城ですが、去年の大統領選では共和党が得票数で詰め寄り、民主党との差は300万票まで縮まっています。