アメリカのトランプ大統領は、政府機関の閉鎖を受けて多数の欠勤者が出て問題となっている航空管制官に対し、直ちに職場復帰しなければ減給すると警告しました。
アメリカでは政府の予算切れに伴い、無給での勤務を強いられている航空管制官の欠勤が増え、航空便が減便されるなど混乱が続いています。
トランプ大統領は10日、SNSに「すべての航空管制官は今すぐ職場に復帰しろ」「従わなければ大幅な減給処分にする」と投稿しました。
勤務を続けた管制官については「およそ150万円のボーナス支給を推薦する」としています。
一方、議会上院では10日、当面の予算を確保する「つなぎ予算案」について、野党・民主党の一部の議員が賛成に回り、可決されました。
今後、下院でも可決され、トランプ氏が署名すれば政府閉鎖が解消されます。