東北電力女川原発で重大事故が発生したという想定で訓練が行われ、避難所での受け入れの手順などを確認しました。

 訓練は、三陸沖を震源とする震度6強の地震が発生し、放射性物質が放出したという想定で、宮城県や原発周辺の自治体の住民など約520人が参加しました。

 登米市の会場では、防護服を着た職員が避難してきた車や住民に付着した放射性物質を測定する訓練が行われました。

 また、避難所に到着した住民は、県が去年から運用するスマートフォンのアプリを使って受付しました。

 アプリは住民約3万人が登録していて、手書きの受付と比べて14倍速く手続きができるということです。

 参加した住民「避難の手順を確認できたということが大変良かったと感じました」

 今回は、ドローンを使って支援物資を運ぶ訓練も初めて行われました。