女川原発の重大事故を想定した国の原子力防災訓練は最終日の訓練が行われ、3日間の全日程を終了しました。

 3日目の12日は女川原発から5キロから30キロ圏内の住民が避難する手順を確認しました。

 宮城県涌谷町には放射性物質の付着を調べる検査場が設けられ、車の汚染が見つかると乗ってきた人は体の汚染がないかどうかの検査を受けました。

 村井宮城県知事「各受付場所でどうしても時間がかかってしまってということがよくわかりました。今回出た結果を検討検証致しまして次の訓練につなげて参りたい。」

 今回の訓練は新型コロナの感染拡大で住民の参加を見送り、自治体の職員が代役を務めました。