大みそかの31日、仙台市青葉区の老舗そば店では、年越しそばを求めて多くの客が列を作りました。

 仙台市青葉区一番町にある明治40年創業の「さん竹」。

 午前1時ごろから従業員総出で仕込みを始め、普段の10倍にあたる約3000食のそばを用意しました。

 31日朝の仙台は冷え込みましたが、販売が始まる午前9時半前には客の長い列ができ、持ち帰り用の年越しそばを次々と買い求めていました。

【年越しそばを購入した人】

「今年1年いろいろあったが、ようやく年を越せるなと思っている。来年は良いことがあるようにという思いで、そばを食べるのが楽しみ」

 用意したそばは、午後3時ごろには売り切れたということです。