愛知県豊田市の元職員の男が市民の個人情報を兼業していた探偵業に利用していた事件で、男の探偵事務所では2022年以降、3000万円以上を売り上げていたとみられることが分かりました。

 豊田市教育委員会の元職員・竹内崇容疑者(43)は在職していたおととし、兼業していた探偵業務に利用するため、市役所の端末を使って個人情報を入手し顧客に渡した疑いが持たれています。

 警察への取材で竹内容疑者は、実質経営者として2020年に設立した探偵事務所で2022年以降、70人以上の顧客から3000万円以上売り上げていたとみられていることが分かりました。

 警察は探偵業の実態解明を進めています。