ウクライナの和平交渉を巡りアメリカとロシアの高官が協議しました。
ロイター通信によりますと、ロシアのドミトリエフ大統領特別代表は20日、フロリダ州マイアミでアメリカのウィトコフ特使やトランプ大統領の娘婿クシュナー氏と協議しました。
ドミトリエフ氏は、報道陣に対して「協議は建設的だ。21日も協議が継続する」と述べました。
フロリダでは、ウクライナの交渉担当者であるウメロフ前国防相が19日にアメリカ側と協議しています。
こうした協議が続くなか、交渉の要素の一つであるウクライナの大統領選挙の実施について、ゼレンスキー大統領は「ロシアが一時的に占領している地域では実施できない」との考えを示しました。
ロシアの選挙介入を念頭に牽制(けんせい)した形です。