東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の観覧は、25日午後、終了しました。朝から別れを惜しむ多くの人たちが駆け付けました。
■抽選に外れた人も駆け付け…
座って笹を食べる、その愛らしい姿を日本で見られるのも25日が最後となりました。
同じフレームに収まる、この日限りの1枚を狙います。
パンダへの思いがあふれてしまう人も。
観覧客 「元気でいてほしいなって思います…」
最終日となった25日の観覧は4400人限定で、その抽選倍率は24倍以上でした。
集まった人は各々のパンダスタイルで別れの時を過ごしました。
観覧客 「さみしい以外の言葉が見つからない。本当に大好きだった。(息子が)ずっと見ている、会話もせずに。パンダとパンダのぬいぐるみを見つめ合わせて、ひたすら見続ける」
■“双子のパンダ”きょうが見納め
その熱狂は、半世紀以上前から続いています。
ジャイアントパンダが日本に初めてやって来たのは1972年。日中国交正常化を記念し、2頭のパンダが贈られました。
オスの「カンカン」とメスの「ランラン」は空路で日本へ。輸送の際にはパトカーが先導、厳重な警備のもとVIP待遇で運ばれました。
公開が始まると、上野動物園は連日長蛇の列。
警備員 「押さないで下さい、押さないで!」
パンダは一大ブームを巻き起こし、社会現象となりました。
上野動物園では2021年、大きな転機が訪れます。初めてとなる双子のパンダが誕生。シャオシャオとレイレイの仲むつまじい姿が話題となりました。
2頭は、母「シンシン」の深い愛情を受け、すくすくと成長しました。
最後の観覧の映像です。オスのシャオシャオは、穏やかな寝顔を見せていました。一方、メスのレイレイは元気そうな様子で、最後まで笹を食べていました。
2頭のパンダは、27日に上野動物園を後にし、母・シンシンがいる中国四川省の施設に返還されます。