気候変動に担い手不足、燃料価格高騰など米を取り巻く環境が厳しさを増す中、田んぼに水を張らず直接種をまく新たな栽培方法が注目されています。
赤っぽく着色されたササニシキの種もみには、病気や害虫を防ぐ処理がされています。
種もみを乾いた田んぼに直接まいていく栽培方法は、乾田直播と呼ばれます。
石巻市須江のたてファーム・和では2015年から乾田直播を取り入れ、今では作付け面積の半分以上を乾田直播で栽培しています。
従来はハウスなどの施設で苗を育て、苗を田んぼに運んで植える手間がかかっていました。
乾田直播ではこれまで1ヘクタール当たり2時間から3時間程かかっていた田植えが、1時間程度にまで短縮されました。
たてファーム和高橋弘総務部長「直播する人と直播後に鎮圧する人の最低2人いれば同時作業ができますので、労力的にも精神的にも負担軽減されます」
JAいしのまきでは現在、作付面積の2割程度が乾田直播となっていますが、農家の負担軽減のため更に普及させていきたいとしています。