イラン情勢の影響による原油価格やナフサの高騰を受けて、化学メーカーなどでは、石油製品を原料とする素材の値上げが相次いでいます。
クラレは6日、石油製品の「ナフサ」を原料とし、香料や農薬を作る際に使われる化学製品5種類を、13日の出荷分から値上げすると発表しました。
平均で2割引き上げます。
事実上の封鎖が続くホルムズ海峡を経由する原油の供給不足による、原料の調達価格の上昇が要因です。
クラレは、ランドセルや靴などに使われる人工皮革についても、今月1日出荷分から1割余り値上げしています。
また、素材メーカーの「ユニチカ」は、食品の包装や工業用途で使われるナイロンやポリエステルのフィルム製品の値上げを発表しています。
「グンゼ」も6日、野菜や菓子の包装に使うフィルムを、21日の出荷分から500平方メートルあたり1200円値上げすると発表しました。