東欧のアルバニアで、アメリカのトランプ大統領の娘の夫、クシュナー氏が関わるリゾート計画に反対する大規模な抗議活動が続いています。

 AP通信などによりますと、アルバニアの首都ティラナなどでは5月31日から連日、大規模な抗議デモが続いています。

 クシュナー氏が関わっている投資会社の計画では、自然保護区に近い沿岸地域に、高級ホテルや別荘などを建設するとしています。

 環境保護団体はフラミンゴやアザラシ、ウミガメなどが生息する貴重な生態系への影響を懸念していて、市民らは計画の中止を求めています。

 ラマ首相は、観光業や経済の発展につながるとして計画を支持していますが、市民らは計画を巡る透明性の確保や不正の撲滅を求め、フラミンゴをかたどったプラカードなどを掲げて計画への反対を訴えています。

 EUの行政執行機関であるヨーロッパ委員会は、この計画がEUの環境規制に抵触する可能性があると警告していて、アルバニアのEU加盟交渉への影響も懸念されています。