ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がエネルギー関連施設への攻撃停止などについて議論しました。

 トランプ大統領とゼレンスキー大統領は22日、ニューヨークで開催されている国連総会に合わせて約40分間にわたって会談しました。

 ゼレンスキー大統領はその後の会見で「エネルギー分野での停戦について話し合った」と明らかにし、「エネルギー分野でのいかなる形の停戦も受け入れる用意がある」と強調しました。

 また、冬への備えとしてアメリカ製のミサイル防空システム「パトリオット」の供与を求めたということです。

 さらに、パトリオットのウクライナ国内でのライセンス生産についても協議したということですが、アメリカ側から前向きな反応があったものの具体的な回答は得られなかったとしています。

 一方、トランプ大統領はロシアのエネルギー施設に対するウクライナの攻撃が「ロシアにとって大きな打撃だ」と述べ、アメリカ国内のディーゼル燃料の価格高騰につながっているという認識を改めて示しました。

 また、記者団からウクライナがロシアに対して妥協するべきか問われた際には「彼らは取引をすると思うが、何かは言いたくない」と答えました。

 ウクライナでは会談翌日の23日も首都キーウのガソリンスタンドなどがロシア軍のドローン攻撃を受けました。

 クリチコ市長によりますと、2人が死亡、22人がけがをしたということです。