郵便局を拠点にシニアカーを無料で貸し出す実証事業が宮城県女川町で始まり、高齢者の新たな移動手段として期待されています。
実証事業は郵便局を行政の拠点として活用する総務省の事業として、日本郵便などが9月29日から実施しています。
女川郵便局を拠点に三輪のシニアカー5台が無料で貸し出され、営業時間内の平日午前9時から午後4時半まで誰でも利用できます。
シニアカーの最高速度は歩く速さと同じ時速6キロほどで、運転免許は不要です。
女川町では震災後に住宅が高台に移転し、低い場所に建つ商業エリアとの高低差が課題となっています。
実証事業では、高齢者らの新たな移動手段として需要や効果などを確認するということです。
試乗した町民「そのうち車運転しなくなるでしょ。そしたら借りてちょっと買い物行こうかなと思います」
日本郵便東北支社経営管理部岡崎利行担当部長「移動に不便を感じているような人に利用いただきたい。女川町に初めて来る人も含めて広く利用していただければ」
郵便局を拠点にシニアカーを貸し出す取り組みは、全国で初めてだということです。
実証事業は2027年2月26日までです。