障害者に不妊手術を強制した旧優生保護法についてのシンポジウムが開催され、最高裁判決をまとめた元判事が当時を振り返りました。
日本弁護士連合会の人権擁護大会が50年ぶりに仙台市で開催され、弁護士など法曹関係者が参加しました。
シンポジウムでは、旧優生保護法をめぐる一連の裁判の当事者が当時を振り返り、全国で初めて被害を訴えた仙台市の飯塚淳子さん(仮名)も登壇しました。
飯塚淳子さん(仮名)「被害を受けて声を上げられない人が、今も社会の片隅に取り残されています。周りで苦しんでいる人、声を上げずにいる人に出会ったら少しの時間でも良いので、話を聞いてほしいと思います」
この後、旧優生保護法を違憲と認めた最高裁大法廷の判決をまとめた元判事の宇賀克也さんが講演しました。
宇賀克也さん「被害者自ら被害を語られることのインパクトは非常に大きいなと、この事件の口頭弁論を経験して感じた」
宇賀さんは、国が主張していた不法行為から20年で損害賠償の請求権が消滅する民法の除斥期間について「適用することは不合理だと感じた」と話しました。