新型コロナの影響で国際線の運休が続く仙台空港では、10月の国際線再開を視野に、感染症対策を強化しています。

 仙台空港では、10月30日から始まる冬ダイヤで国内線を増便するほか、2年半ぶりに国際線の再開を目指しています。

 2022年度の旅客数は、2021年度の2倍に当たる334万人を見込んでいて、これに向け新たな設備を導入し感染症対策を強化しています。

 鈴木奏斗アナウンサー「こちらは国際線に5台設置された非接触型の自動チェックイン機です。画面に直接触らなくても操作することができます。スタッフと対面せずに搭乗手続きを終えることができます」

 また、空港内を自動で清掃したり警備したりするロボットを計5台導入しました。

 スタッフと利用者が接触する機会を減らす狙いです。

 仙台国際空港岡崎克彦取締役「諸外国を見ると、観光客の受け入れにかじを切っている国も増えてまいりました。専門家の先生方のアドバイスもいただいて、地方空港としてやるべきことは物理的なことはハードの面では整ったと考えております」

 このほか、仙台空港では保安検査場に紫外線で空気を殺菌する装置の設置を終えています。