8月11日は山の日ですが、山のレジャースポットを取材すると人出は2021年よりも厳しい状況で、関係者は肩を落としていました。

 仙台市の泉ヶ岳にあるスプリングバレー仙台泉です。子どもたちの夏休みに合わせて、毎年7月中旬から多彩なアトラクションやバーベキュー施設などを設け、多くの家族連れを受け入れてきました。

 川西竜太記者「いつもなら8月に入り梅雨が明けたこの時期は、平日でも多くの家族連れでにぎわうはずですが、このように閑散としています」

 7月16日に夏の営業を開始したものの、感染者が急増したことからバーベキューを予約していた団体などからキャンセルが相次いでいるということです。

 スプリングバレー仙台泉高橋和孝さん「コロナウイルスの感染拡大がありますので、予約制のバーベキューでかなりキャンセルが出ている状況です。子供会などの団体が少し入っていたがすべてキャンセルになっている状況です」

 更に天候不順も追い打ちをかけているということです。

 スプリングバレー仙台泉高橋和孝さん「前年に比べてもかなり悪い状況となります。夏営業始まってからくもりや雨の日が続いていますので晴れてないのが一番かと思います」 7月16日から8月9日までの25日間のうち19日間が雨や霧に包まれていて、訪れる人の数は新型コロナで行動制限がかかっていた過去2年よりも少ない状態だということです。

 これまでの来場者数は、新型コロナの行動制限のあった2021年の同じ時期と比べ7割にとどまっているということです。

スプリングバレー仙台泉高橋和孝さん「うちの施設は屋外施設ということもありますので、外で遊べるということもあり、天気次第にはなりますが少し足を伸ばして山に行ってみたいなって方がいらっしゃれば、是非遊びに来ていただきたいと思います」