宮城県松島町のJR東北線で28日、走行中の列車がクマと衝突しました。乗客と乗員にけがをした人はいません。この影響で東北線には最大で42分の遅れが発生しました。

 JR東日本によりますと28日午後8時30分ごろJR東北線の品井沼駅から愛宕駅に向かっていた上り列車がクマと衝突し停車しました。運転士が線路上に居たクマ1頭に気づいて非常ブレーキをかけましたが間に合わず、列車の左前方部分ではねたということです。

 約50人の乗客と2人の乗務員にけがはありませんでした。衝突後、車内から周辺を見渡しましたが、見える範囲にクマの姿は確認できなかったということです。

 JR東北線は品井沼駅から愛宕駅までの上り下りともに運転を見合わせました。その後、衝突した車両を点検し異常が無かったことから午後9時10分ごろに運転を再開しました。

 JR東北線は仙台と一ノ関の間で2本の列車に最大42分の遅れが出て約460人の乗客に影響が出ました。

 JR東日本によりますと列車とクマの衝突は県内の在来線では今年2件目だということです。