高校生が投資を疑似体験しながら現役の銀行員に資産形成などを学ぶ特別授業が、仙台市宮城野区の高校で行われました。

 七十七銀行が東北学院高校で行った特別授業には、1年生約630人が参加しました。 授業では、150万円を15年間で投資する疑似体験が行われ、株を一括で購入するか分割して購入するかをグループで話し合いました。

 「Bの方(分割して購入)が入る口数は結局多くない?」「やっぱりBの方が」「変える?」「変える。Bにしたいなっていう手堅くいきたい」

 この授業は、2022年度から高校の家庭科で金融教育が必修化されたことを受け行われました。

 生徒「(投資の疑似体験は)やっていくうちにお金がどんどん数が増えたりとか減ったりとかで、すごい難しいなって思いました」「リスクを考えながらも、しっかりと自分の資産を増やせるように資産運用したいなと思います」

 生徒たちは、七十七銀行の行員から住宅購入や老後の生活に特に費用がかかることや、株式や債券など金融商品の特徴についても学びました。

 七十七銀行営業統轄部営業企画課丹羽綾乃「若い頃から必要な知識になりますので、遠い未来のことだと思わずに今からでも少しずつ金融に触れてもらえたらうれしいです」