仙台市内の新型コロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週は緩やかに減少するとの見通しが示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、下水から検出される新型コロナウィルスの濃度などから毎週仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週、仙台市内で感染が確認された人は予測値9782人に対し4410人と、2週連続で前の週を下回りました。

 今週の予測は8684人と緩やかに減少するとの見通しが示されました。

 佐野教授は「先週の下水中のウイルス濃度は、第8波の入り口と見られた11月当初の水準まで下がったものの、依然として高い水準」だとして対策の継続を呼びかけています。