全国でトラブルが相次ぐマイナンバーカードについて、政府は総点検を決め宮城県の自治体は対応に追われています。

 大崎市市民課職員「顔の確認させていただきたいので、マスクを外してもらってもよろしいですか」

 大崎市役所のマイナンバーカードの対応窓口です。平日と日曜日も申請や交付などの業務を行っていて、6日も80人ほどの市民が訪れ、職員が対応に追われていました。

 大崎市では、2020年度と2022年度、別人の写真を貼って交付するミスが4件ありました。 前後に撮影した別人の写真を誤って使用したのが原因とみています。

 大崎市民生部渋谷勝部長「マイナポイントという制度があった中で、交付件数が大変増えまして、担当職員の負荷が高まったということがミスを犯しやすい環境になってしまったと思っております」

 政府は、全国でトラブルが相次いでいることを受け総点検を決めたほか、別人にカードを交付するのを防ぐためマスクをとって本人確認や、氏名、住所、生年月日の確認など本人確認を徹底する13項目のチェックリストを自治体に通知しました。

 市は、今後も続くマイナンバーカードの交付手続について、業務の負担が増すと不安を募らせています。

 大崎市民生部渋谷勝部長「総点検は通常の業務に加わる形になりますので、それなりの事務負荷がかかるだろうなと思ってるところでございます。1つ1つの手順を確認しながら、着実に実施してまいりたいと思っております」

 全国で相次ぐマイナカードのトラブル、大崎市では5日までに個人情報漏えいの不安や多発するトラブルへの不信感を理由に、4件の返納があったということです。

 「4件返納した人がいるようなので、トラブルのないようにしてもらいたいと思ってます」「受け取りに来てみて、職員の方の受け取る時のマスク外してくださいとかのチェック態勢はしっかりしていたので安心しました」

 大崎市では、6月1日時点でマイナンバーカードの申請が80.85パーセント、交付が62.92パーセントとなっています。