宮城県内のレギュラーガソリンの価格は1リットル当たり179円と9週連続の値上がりとなりました。

 15年ぶりの高値水準が続いていて、過去最高価格に迫る勢いです。

 資源エネルギー庁によりますと14日時点の県内のガソリン平均小売価格はレギュラーが179円、ハイオクが190.1円と、ともに前の週より2円ほど高くなり9週連続の値上がりとなりました。

 都道府県ごとの統計を取り始めた2004年6月以降、県内の最高価格は2008年8月に記録したレギュラー184円、ハイオク194.8円ですが、それに迫る勢いで値上がりが続いています。

 石油情報センターは石油元売り各社への補助金が段階的に縮小されていることに加え、原油価格が上昇していることが要因とみていて、値上がりは翌週以降も続く見通しです。