宮城県は前線の影響で大気の状態が不安定となっていて、大雨となっている所があります。

 仙台管区気象台によりますと、前線に向かって温かく湿った空気が流れ込み、宮城県では大気の状態が不安定となっています。

 この影響で一部では雷を伴う非常に激しい雨が降っていて、この後予想される1時間降水量はいずれも多いところで東部西部ともに60ミリとなっています。

 この大雨を受けて、石巻市と名取市では一部の地域に避難指示を、仙台市も一部の地域に高齢者等避難を発令しています。

 JRは在来線の一部区間で運転を見合わせていて、再開の見込みは立っていないということです。

 気象台では、6日夜遅くにかけて大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けています。