イラン情勢の影響による石油価格の高騰について、宮城県でも困惑の声が広がっています。
川村彩音記者「こちらのガソリンスタンドでは、11日からレギュラーガソリンを26円値上げして、1リットル当たり178円です」
宮城県大郷町のガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンは10日まで1リットル152円でしたが、卸売価格の値上げを受けて11日に26円値上げしました。
「ずいぶん上がったんだね。30円くらい上がったのでは。30円どころではないよね」「農業だと今から使うからね結構。雪が降ったら除雪機を使わなければならないから。一番怖いのは戦争だよねえ」
有光商事上遠野鷹聖常務取締役「どうしてもガソリンの価格をコントロールすることはなかなか難しい。洗車を無料にしたり、そういったことで少しでもお客様の方で負担が無いように努めています」
政府は石油備蓄の放出を表明し、元売り各社には19日の出荷分から補助金を支給する方針ですが、店頭価格への反映には1週間程度かかるとされていて厳しい状況が続きます。
有光商事上遠野鷹聖常務取締役「お客様はガソリンが下がることはうれしいと思うんですけど、弊社のような業者は混乱しているのが正直なところ。何とか正確な情報をつかみながら、お客様に1円でも安く販売できればと思っております」
資源エネルギー庁によりますと、9日時点の宮城県のレギュラーガソリン平均小売り価格は、1リットル当たり156.5円と前の週より4.1円高くなりました。
アメリカなどによるイラン攻撃の影響で高騰が続き、13日の仙台市では1リットル当たり200円台のガソリンスタンドもありました。
石油価格の高騰は、重油を大量に使う遠洋漁業にも影を落としています。
勝倉漁業勝倉宏明社長「既に影響は出ていまして、過去最大の上げ幅という感じで受け止めてますね。燃料は国内で積む場合もありますし、海外の基地や洋上で補給しています。港によっては2倍以上」
このままでは操業に深刻な影響が出るとして、国に対し緊急支援も求めていきたいと話します。
勝倉漁業勝倉宏明社長「政府の支援は漁業用の重油は全く手当てされてませんので、抜け落ちてる部分かなと思うのでそこを求めていきたいと思います」