宮城県議会議員選挙は、22日に投開票されます。4年前の投票率は過去最低を記録し、中でも若い世代ほど低くなっています。投票率アップを目指して、奔走する大学生です。

 山下裕志記者「県議選の投票日が近づいてきました。今の若者たちは何を考えているのでしょうか」

 「選挙カーが走っていたので、一応知っています。難しいなと思う部分も多いので、中々興味持てなかったり」「選挙があることも分からなかった」「公約をいちいち全員分見るのも時間がかかって、選ぶのが大変だなと思ってちょっと遠避けちゃいますね」「(若者の中には)自分じゃなくても感はどうしても、いくら言われてても心の中にあるのかなと」

 県議選の投票率は下がり続け4年前2019年の県議選は34.8%で、過去最低を更新しました。

 特に低いのが20代の投票率です。前回は17.38%で、最も高い70歳以上の約3分の1でした。

 こうした中、投票に行く人を増やそうと奮闘しているのが一般客も買い物を楽しめる宮城県塩釜市の水産市場です。この日やって来たのは、宮城大学の3年生です。

 学生が取り組んでいるのは、センキョ割に協力してくれる店探しです。センキョ割は、投票した証明書を店で提示すると値引きなどの特典を受けられます。

 「うちはマグロ屋なんで、例えば100円引きとか200円引き。投票率もずいぶん落ちているみたいで、若い人の意見をどんどん中央に出していただければ」

 学生の中心は、丹波莉緒さんです。18歳で選挙権を得ましたが、高校生の頃は関心が薄かったといいます。

 丹波莉緒さん「(これまでは選挙に)自分の意見が反映されないんじゃないかっていう気持ちがあって、大学に入ってから県議と接する機会もあって、議会傍聴などを通して関心を持つようになった。諦めて自分の意見を出さないのはすごいおかしいし、そういった若者は結構多いと思うので」

 丹波さんが所属するゼミでは2022年の参院選の際、宮城県多賀城市でセンキョ割を実施し、今回の県議選で宮城県全域に広げます。

 丹波莉緒さん「行かなかったら自分の意見を反映させることができないし、まず行くのを諦めないでほしいな」

 大学生の取り組みを支える宮城大学の佐々木秀之准教授は「若者にも考えはあるが、それが投票に結びつかない」として、上の世代が果たす役割も重要だと指摘していました。