JR仙台駅の観光案内所で、映像による多言語通訳サービスの運用が始まりました。17の言語に対応し、インバウンド客に向け対応力を高めます。

 JR仙台駅2階にある仙台市観光情報センターは、10月の利用者約1万8500人のうち約1割が外国人観光客で、英語で案内できるスタッフが常駐しています。

 新たに運用が始まったのは、中国語や韓国語など17の言語に対応する映像通訳サービスです。

 タブレットで対応する言語を選ぶと、専門の通訳とオンラインでつながりスタッフの観光案内を同時通訳してくれます。

 英語を含む多言語対応が可能になったことで、観光案内所の外国人対応力を評価する国の認定制度で、10月に東北で初めて最高ランクのカテゴリー3に認定されました。

 仙台市観光課日下和彦課長「母国語で仙台や東北のことをたくさん聞いていただいて、私たちも観光案内をさせていただければ。より多くの外国人観光客の方に来ていただいて、仙台、東北を周遊して楽しんでいただければ」