信号機のない横断歩道を歩いて渡ろうとする人がいても一時停止しない、そんな傾向が強かった宮城県内のドライバーの意識が大幅に改善していることが分かりました。

 JAF=日本自動車連盟が8月から9月にかけて行った調査によると、信号機のない横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる時に自動車が一時停止する割合は、宮城県は51・9%で、全国で18位でした。

 最下位だった3年前の5・7%に比べ大きく改善しました。

 道路交通法では横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる時自動車は一時停止しなければならず、普通車の反則金は9千円です。

 JAF宮城支部は「改善しつつあるが、それでもまだ半分。呼びかけを続けていく」と話しています。