21日から22日午前にかけての雪で、宮城県各地は今シーズン一番の積雪となりました。仙台市青葉区の勾当台公園では樹木の枝が折れ、通り掛かった男性がけがをしました。

 仙台管区気象台によりますと、宮城県は前線や気圧の谷の影響で21日夜から22日午前にかけて各地で雪となりました。

 積雪は午前9時現在で仙台14センチ、石巻16センチ、古川16センチと各地で今シーズン一番となりました。

 岩附真結子記者「枝の落下事故があった現場です。作業員が枝を切り落とす作業を行っています」

 仙台市青葉区の勾当台公園では午前9時半ごろ、ヒマラヤスギの約10メートルの高さにあった長さ2メートル太さ10センチほどの枝が雪の重みで折れ、通り掛かった男性を直撃しました。男性は、頭や右肩を打撲しましたが命に別状は無いということです。

 警察によりますと、宮城県では21日午後6時から22日午前8時までに129件のスリップ事故が発生し、1人がけがをしました。

 交通機関にも影響が出ています。仙台-小牛田間の下りで運転を見合わせていたJR東北線は、午後4時に運転を再開しましたが遅れが出ています。