1日の日経平均株価は6営業日連続で上昇し、約1カ月ぶりの水準で取引を終えました。終値は先月30日より406円高い3万6452円でした。
今月1日の日経平均は日銀が1日まで開いた2日間の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことを受けて午後には一時、500円近く値上がりしました。
市場関係者が注目した「経済・物価情勢の展望」で物価の上昇率の見通しを下方修正したことから、利上げの時期がこれまでの予想より遅れるという見方が広がり、円安が進んだ影響です。
朝に1ドル=143円付近だった円相場は一時、1ドル=144円台後半まで円安が進みました。
日経平均が6営業日連続で値上がりするのは去年1月以来、約1年4カ月ぶりです。