栃木県那須塩原市の東北自動車道で起きた逆走事故を受けて、宮城県大崎市の東北道のサービスエリアで宮城県警やＮＥＸＣＯ東日本がドライバーに逆走防止を呼び掛けました。

　栃木県那須塩原市の東北道では、４月２６日に車が逆走して３人が死亡し１１人が重軽傷を負う多重事故が起きました。

　事故を起こした車はインターチェンジから上り線に入る際、信号機があるＹ字路交差点を道なりに右折するところを、誤って左折して逆走したことが分かっています。

　事故を受けて、大崎市では宮城県警高速隊やＮＥＸＣＯ東日本の職員らがドライバーに逆走は命に関わる危険行為ですと書かれたちらしを配り、逆走防止を呼び掛けました。

　ドライバー「複雑なインターチェンジがたまにあるので、その時はしっかりゆっくり標識を見落とさないで走るようにしています」　宮城県警高速隊佐藤直也隊長補佐「看板であったり進行禁止の規制もありますので、標識を確認してもらい間違いの無いように運転をよろしくお願いします」

　ＮＥＸＣＯ東日本では、事故を受けて宮城県２カ所の高速道路Ｙ字交差点で、逆走を防ぐため進行方向を示す看板を増やす対策を緊急に行いました。

　警察では、逆走車を見たら警察に連絡してほしいと話しています。