埼玉県三郷市で男子児童4人がけがをしたひき逃げ事件で、中国籍の解体工の男が逮捕されました。

 三郷市の解体工で中国籍のトウ洪鵬容疑者(42)は、14日に三郷市の交差点で下校中だった小学6年の男子児童4人を車ではね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

 警察によりますと、4人の児童のうち1人は右足の甲に剥離(はくり)骨折の疑いがあり、3人は打撲の軽傷です。

 警察の調べに対し、トウ容疑者は「ぶつかったことに間違いありませんが、相手が大丈夫と言っていたのでその場から離れただけ」などと一部否認しているということです。

 捜査関係者によりますと、事故から4日経った18日午前、トウ容疑者が埼玉県内の警察署に出頭し、警察は事故現場などで詳しい状況を確認していました。