今月中旬、名古屋市内に住む男性のもとに届いた1通のメール。
そこには、アジア大会・アジアパラ競技大会の運営事務局から「ボランティアの応募が完了しました」という内容が記載されていました。
身に覚えのない男性は事務局に問い合わせたところ、上園晋介(49)名古屋市議がボランティアに同意した人のリストに勝手に男性を登録していたのです。
上園市議 「(名刺に)名前や住所やアドレスなど記載されていたものをピックアップした。個人情報を取り扱うことへの意識の低さがあった」
上園市議は、名刺交換をした市民ら26人を無断で登録していたことを25日に会見で明らかにしました。
所属する会派には、市議1人につきボランティアを30人集めるノルマがあり、焦りがあったということです。
進退については、「任期は全うしたい」と辞任を否定しています。
(「グッド!モーニング」2025年5月26日放送分より)