伊達政宗公の時代から続く伝統文化の一つ「茶の湯」を多くの人に伝えようと、6年ぶりに「杜の都大茶会」が開かれています。

 仙台市太白区の杜の広場公園では、宮城県芸術協会茶道部から、表千家や宗偏流など10の流派が集まり、それぞれに趣向を凝らした茶席でお点前を披露しています。

 参加した人は、気軽な普段着姿で、季節をイメージした茶菓子と、一服のお茶を楽しんでいました。

 茶道部所属の高校生は「自分たちの流派以外の所で見たことないところが多かったので、今後に活かしていきたい」と話していました。

 大日本茶道学会正教授の相澤静子さんは「お茶に馴染みが普段無い方でも、気楽にお入りいただけるお茶会なので、ぜひ皆さんにおいでいただきたいと思っております」と話していました。