アメリカの首都ワシントンでまもなく陸軍創設250年を祝う大規模な軍事パレードが始まります。会場近くから報告です。

 (箕輪適記者報告)  会場周辺にはパレードを見に来た人たちが1キロ以上にわたって蛇行するような形で行列をつくっています。

 また、現地では夕方以降、雷雨の予報もありますが、トランプ大統領は自身のSNSに「雨でも晴れでも、私たちの偉大な軍事パレードは決行する。雨の日のパレードは幸運をもたらす」と投稿し、期待感を示しました。

 一方、会場周辺では、パレードそのものに反対するデモが開かれました。

デモ参加者 「軍隊が法の支配ではなく、トランプ大統領個人のものとして使われている」

 また、全米の2000カ所以上で「No Kings」=「王はいらない」と題した抗議やデモが開かれていて、一部では治安当局が催涙ガスを使って制圧する場面もありました。

 あと1時間に迫ったパレード会場周辺では今のところ目立った混乱は確認されていませんが、治安当局は警戒を強めています。