大阪・関西万博の会場では、東北の観光や物産などをPRする「東北四季の彩り&東北絆まつり」開かれています。14日夜には、宮城県気仙沼市の伝統芸能「浪板虎舞」が披露されました。

 宮城県の伝統芸能を代表して披露された気仙沼市の「浪板虎舞」。前回・1970年の大阪万博でも披露されていて、55年ぶりの大舞台です。

 「浪板虎舞」は、江戸時代から気仙沼市の浪板地区に伝わる舞いで、漁の安全や大漁を祈願する祭りとして県の無形民俗文化財に指定されています。

 笛と太鼓のおはやしに合わせて、高さおよそ5メートルのはしごの上で勇壮に舞う虎の姿に、訪れた人たちからは歓声が上がっていました。

  訪れた人「皆さんの頑張りが届いすごく感動した」「若い子らが引き継いで続けていってほしいですね、なくさずに」

 イベントは15日が最終日。前日雨で中止となった6県の夏祭りによるパレードが行われました。