宮城県でも取り扱いが増えている随意契約の備蓄米、仙台市の大手スーパー店舗でも販売が始まりました。
大友葵記者「宮城県のジャパンミートでは、政府の備蓄米がずらりと並んでいます」
茨城県に本社を構え全国で37店舗を展開しているジャパンミートでは、11日から仙台市泉区の2店舗で随意契約で仕入れた2022年産の古古米を5キロ税込み1998円で販売を始めました。
ジャパンミート仙台市名坂店では600袋が用意され、訪れた人が次々と買い求めていました。
買い物客「うれしいです。少しでも安い方がいいもんね。麺とかパンばかり私が辛抱して子どもたちに食べさせてるから、米があるとうれしいです」
ジャパンミート生鮮館仙台市名坂店食品部大堀雄己次長「お客様にいち早く安いお米を届けたいということで、我々も作業しておりますので、やっぱり手に取っていただけるととてもうれしいですね」
ジャパンミートでは、16日ごろまでの販売を予定しています。
一方、宮城県石巻市に本店を置く宮城商事の塩釜仲卸市場にある店舗では、随意契約で購入した備蓄米の販売を5日に開始しましたが、販売日は残すところ14日のみとなりました。
連日備蓄米を購入しようと多くの客が訪れ、本店では10日に完売し塩釜仲卸市場の店舗でも既に9割を販売し終えたということです。
宮城商事塩釜仲卸市場店鈴木和夫店長「今の状況を考えていくと、全体的に1割から2割下がっていくんじゃないかなと。全国的なお値段も3500円から4000円の間の税込みで、新米げ出るまでの間そういう価格に収まっていくと思います」
宮城商事では、2022年産の備蓄米は14日に約200袋を販売して終了となりますが、今後、入札によって売り渡された2023年産の備蓄米を仕入れる予定で、早ければ15日から販売するということです。