仙台医療圏の病院再編をめぐり、宮城県富谷市が行っている総合病院の公募について、応募があったことが分かりました。

 今回の公募は、宮城県が進める仙台医療圏の病院再編計画で、仙台市青葉区の東北労災病院が富谷市への移転を断念したことを受けて行われたものです。

 富谷市は、6月5日から総合病院の公募を始め、申請の締め切りは20日午後5時まででしたが、応募があったことが分かりました。

 午後5時半から記者会見を行い、発表する予定です。

 公募の条件は、仙台医療圏にある総合病院で、内科や外科を中心に複数の診療科を設置することや24時間態勢で救急医療に対応することなどで、開院時の病床数は100床以上としていました。

 また、富谷市は誘致した病院に約11億円で取得した東北労災病院の移転先の予定地を無償で貸し出すことや整備や運営にかかる費用を支援することなどを発表していました。