仙台医療圏の病院再編で東北労災病院が移転を断念したことを受け、宮城県富谷市は別の病院を公募することを決めています。富谷市などの市町村長が宮城県庁を訪れ、県に支援を求めました。
富谷市などの市町村長4人が県庁を訪れ、病院の公募で県に財政支援などを求める要望書を村井知事に提出しました。
仙台医療圏の病院再編計画では東北労災病院を富谷市に移転させる構想でしたが、経営状況の悪化を理由に病院側が協議を打ち切り現在の場所で存続することを決めています。 富谷市は、急性期医療を担う総合病院が地域に必要だとして6月中にも代わりの病院の公募を始める予定です。
若生裕俊富谷市長「今回の病院再編で示していただいた同様の県の支援をしていただきたいという思いで、お邪魔させていただきました」
村井知事は「県と考え方が一致するなら財政的な支援をする」との考えを改めて示しました。
村井知事「一緒に話を進めてきたということを考えると、しっかりと支援をしていかなければならないという思いを持っております」