トランプ政権との関税協議のため訪米中の赤沢経済再生担当大臣は28日以降、ラトニック商務長官と電話会談を2回行いました。

 赤沢大臣は日本時間28日の午後11時からおよそ15分間、さらに29日午前8時からおよそ20分間、ラトニック商務長官と電話での協議を行いました。

 関税措置を巡る日米それぞれの立場を改めて確認し、貿易の拡大や非関税措置、経済安全保障面での協力などについて議論したということです。

 赤沢大臣は27日に、およそ65分間、ラトニック商務長官と対面で協議しています。

 当初は29日に帰国予定でしたが、アメリカ滞在を延ばしてベッセント財務長官との協議を模索しています。

 相互関税上乗せ分の一時停止期限である来月9日に向けて、議論を進められるか焦点となっています。