去年1月の能登半島地震で深刻な被害を受けた、輪島市朝市の組合員が、宮城県名取市の、ゆりあげ港朝市を視察に訪れています。

 ゆりあげ港朝市を訪れているのは、石川県の輪島市朝市の組合員ら14人です。

 輪島市朝市は、去年1月の能登半島地震で深刻な被害を受け、いまだ営業が再開できていません。

 組合員らは、東日本大震災から復活を遂げたゆりあげ港朝市で、店舗の形状や衛生管理、品ぞろえなどを見て回りました。

 輪島市朝市の冨水長毅組合長は「組合の運営の仕方とか、新しい組合員の方に入っていただいて、一緒にまた盛り上げていかないとというところもあるの」と話しました。

 ゆりあげ港朝市の櫻井広行代表理事は「みんなに応援されてるという気持ちさえ持ってればちゃんと前に進んでいくと思います」と話しました。

 ゆりあげ港朝市では、今後も再開の手助けになるよう交流を続けていくということです。