国賓としてモンゴルを訪問する天皇陛下は「交流の歴史に思いをはせたい」などと抱負を述べられました。
天皇陛下 「今回の訪問を通じて、我が国とモンゴルとの間に培われてきた交流の歴史に思いをはせたい」
天皇皇后両陛下は6日から8日間の日程でモンゴルを訪問し、歓迎式典や伝統的な祭典「ナーダム」の開会式に出席されます。
また、第2次世界大戦後にモンゴルで抑留され亡くなった日本人の慰霊碑を訪れ、花を供えられる予定です。
訪問を前に2日、会見に臨んだ陛下は「心ならずも故郷から遠く離れた地で亡くなられた方々を慰霊し、そのご苦労に思いを致したい」と述べられました。
また、11月に初めての外国訪問でラオスを訪れる予定の愛子さまについて「小さいころは相撲を通してモンゴルに関心を持っていた。今は日本赤十字社という立場でも興味を持っていて、モンゴルの社会や歴史について話すことができればと思っている」と明かされました。