宮城県有数の観光地である松島町に、初めて工業団地が整備されます。地元での雇用の創出も期待されていて、2日に起工式が行われました。
起工式には、松島町の櫻井公一町長など関係者約50人が出席して工事の安全を祈願しました。
工業団地、松島イノベーションヒルズが建設されるのは三陸自動車道の松島大郷ICのほど近く、初原地区にある東日本大震災の復興事業で使っていた土砂の採取場の跡地です。
分譲面積は28ヘクタールで、2026年10月から順次供用を始める予定です。松島町に工業団地が建設されるのは初めてで、町によりますと既に十数社と誘致に向けた交渉を進めているということです。
櫻井公一松島町長「働く所が無いいということで、工業系の働く企業さんが来てもらわないと町は活性化しないだろうと、人も増えないだろうと。町とすれば加速するような勢いでこれからもバックアップしていきたい」