“ルフィ”などと名乗るグループによる一連の強盗事件で、グループ幹部の男が被告人質問で「決して逃げることはできなかった」と証言しました。
「ルフィグループ」の幹部・小島智信被告(47)は、2022年に東京・稲城市で起きた強盗致傷事件などを手助けした罪や詐欺の罪などに問われています。
3日の被告人質問で、フィリピンに渡った経緯を問われ、小島被告は「仮想通貨の投資で借金だけが残り、フィリピンで受け子やかけ子をして今すぐ金を作れと迫られた」「決して逃げることはできなかった」と証言しました。
また、かけ子をしたことについては「マニュアルを覚えマスターしたが、だませているか自信がなかった」などと方法を実演しながら話しました。
これまでの裁判で小島被告は起訴内容を認めています。