日米の関税協議をめぐり、日本政府は先ほど、赤沢経済再生担当大臣がラトニック商務長官と2度の電話会談を行ったと発表しました。
発表によりますと、赤沢経済再生担当大臣はラトニック商務長官と3日の午後8時からおよそ45分間、先ほど午後8時からおよそ1時間、合わせて2度の電話協議を行いました。
アメリカの関税措置に関する日米の立場を改めて確認し、突っ込んだやり取りを行ったということです。
そのうえで、引き続きアメリカ側との調整を精力的に続けていくとしています。
トランプ関税を巡っては、今月9日に「相互関税」の上乗せ分の一時停止期限を迎えます。
日本はこれまで赤沢大臣が7回訪米して対面の協議を行うなどしてきましたが、いまだ合意には至らず、再び閣僚級協議を行うべく、日程を模索していました。