「百日せき」の全国の患者数が1週間で3353人となり、2週連続で過去最多を更新しました。

 JIHS=国立健康危機管理研究機構によりますと、先月29日までの1週間に報告された「百日せき」の患者数は3353人で、過去最多となった前の週の3211人をさらに上回りました。

 都道府県別では、東京都が234人で最も多く、次いで埼玉県の229人、神奈川県の163人でした。

 また、全国の医療機関から報告された「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり「2.13人」でした。

 過去最多となった前の週「2.53人」から減ったものの、過去10年の同じ時期では最も多く、高止まりが続いています。