7日昼ごろ、宮城県栗原市の民間飛行場で、着陸したセスナ機がオーバーランして法面で停止しました。乗っていた2人にけがはありませんでした。国の運輸安全委員会は重大インシデントに認定し、8日にも現地で調査を行うことにしています。

 平山栄大カメラマン「オーバーランした小型飛行機が法面に落ちています」

 警察や消防によりますと7日午前11時50分ごろ、栗原市の瀬峰飛行場でセスナ機に乗っていた女性から「オーバーランして崖から転落しそうになっている」と消防に通報がありました。

 セスナ機からは、70代男性と30代女性が救助され病院に搬送されましたが、いずれもけがはありませんでした。

 事故を受けて、国の運輸安全委員会は重大事故につながりかねない重大インシデントに認定し、事故調査官を3人派遣して8日にも現地調査することにしています。

 瀬峰飛行場では、2017年と2024年10月にもセスナ機のオーバーランが発生しています。