ゼビオアリーナ仙台が通年型のアイスリンクを整備した施設として、5日にオープンしました。記念のアイスショーには、羽生結弦さんなど仙台ゆかりのスケーターたちが出演し観客を魅了しました。

 ゼビオアリーナ仙台の改修工事は2024年9月に始まり、削ったフロアの上にコンクリートを敷き詰めそこから更に水をまいて氷を張る作業などが進められてきました。

 5日、新たに生まれ変わったアリーナがオープン。国際規格のアイスリンクを常設する多目的アリーナとしては、青森県八戸市の施設に次いで国内で2カ所目です。

 ファン「羽生選手頑張って一生応援します」

 リニューアル記念として開催されたアイスショーには、3万を超えるチケットの応募から抽選で選ばれた3000人以上のファンが国内外から駆け付けました。

 ショーには、世界で活躍した仙台にゆかりのあるスケーターたちが次々と登場しました。中でもひときわ大きな歓声を集めたのが羽生結弦さん。

 「始まり」をテーマに選んだ松任谷由実の「春よ、来い」にのせてダイナミックなジャンプ。更にイナバウアーも披露しました。

 世界を魅了した表現力で、アリーナの門出に花を添えました。

 ファン「涙が止まらなくて涙で見えなくなるからって我慢しながら見てたんですけど、すごく感動して、素晴らしかったです」

 羽生結弦さん「仙台の地でみんなで何かを作り上げる楽しさと、それを仙台の方々、仙台に集まってくださった方々に発信できたのはすごく良かったなと思っています。すごく近くで演技の質感を感じられる会場の1つだと思うので、是非足を運んでいただけたらうれしい」