宮城県岩沼市の竹駒神社で、秋の実りに感謝する抜穂祭が行われました。

 竹駒神社では、境内にある広さ5アールの神田で神事に捧げる稲を育てています。

 9日に行われた抜穂祭では神社や農協などから関係者約30人が参加し、ひとめぼれの稲を1本ずつ丁寧に収穫していきました。

 暑さの影響も心配されましたが、水温の調整などを行い生育は順調ということです。

 収穫は、例年並みの約300キロが見込まれています。

 企画広報課長平澤紀穂権禰宜「昨今米の話題は関心が高い中で、当社としても稲作あるいは文化を伝えながらも大切なことを守っていきたい」

 稲の本格的な収穫は今週中に行われ、11月の新嘗祭で奉納される予定です。