新年を迎える準備も本格化しています。宮城県の塩釜神社では、毎年恒例の拝殿などに飾る大しめ縄づくりが行われました。
真っ白な雪をかぶった塩釜神社では、厳しい寒さの中、お参りをする人の姿もありました。
一方その頃、境内の作業所では毎年恒例の大しめ縄づくりが進められています。
太さ1センチほどの28本のあら縄をより合わせて2本の太い縄をつくり、手作業で稲わらを巻き付けていきます。
そして、2本の縄をねじり合わせると、長さ8メートル太さ20センチ重さ60キロの大しめ縄の完成です。
塩釜神社では9本の大しめ縄に加え、小さいものも合わせて約800本のしめ縄を作るということです。
塩釜神社菅原慶太権禰宜「新年お参り来られる参拝者の皆様がすがすがしい気持ちで、社殿をお参りできるようにという思いで作っております。楽しく笑顔で過ごせる年になってほしいと思います」
大しめ縄は19日に拝殿や鳥居に飾り付けられ、新年を迎える準備を整えます。