ケーブルカッターを隠し持っていたとして金属盗対策法違反の疑いで逮捕・送検されたベトナム国籍の男性3人について、仙台地検は不起訴処分としました。

 3人は9月、宮城県蔵王町のコンビニの駐車場で、車の中に規定の長さを超えるケーブルカッターなど2点を隠し持っていた疑いで逮捕・送検されました。

 9月に施行された金属盗対策法は、銅線ケーブルの盗難などに使われる特殊工具を隠し持つことを禁じてます。

 法律の施行後全国初の逮捕でした。

 仙台地検は3人を12月12日付で不起訴処分とし「公訴を維持するに足りる証拠を収集するに至らなかった」とコメントしています。